プレスリリース
2022. 08. 10

AI型教材「Qubena (キュビナ)」 文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)と連携し、来年度の全国学力学習状況調査に対応した学習eポータルとして9月よりサービス提供を開始

Press Release

2022年8月10日
株式会社COMPASS

AI型教材「Qubena (キュビナ)」 文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)と連携し、
来年度の全国学力学習状況調査に対応した学習eポータルとして9月よりサービス提供を開始
〜デジタル教科書・デジタル教材・校務支援システム等と幅広く連携〜

株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:小川正幹)は、開発提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」と来年度の全国学力学習状況調査の一部での利用が予定されている文部科学省が提供するCBTシステム(MEXCBT:メクビット)との連携を行い、全国学力学習状況調査に対応した学習eポータルとして2022年9月よりサービス提供を開始することをご報告いたします。既に他の学習eポータル経由でMEXCBTをご利用中の自治体・学校様も、Qubena経由でのMEXCBTのご利用に切り替えていただくことが可能です。また、今後はデジタル教科書や他のデジタル教材、校務支援システム等との連携を進め、データの横断的な利活用による個別最適な学びの環境の実現を目指してまいります。

GIGAスクール構想による1人1台端末環境が整備され、ICT教材の導入・活用が進む中、そこで蓄積される教育データの利用者・事業者の垣根を超えた横断的な利活用が次なる課題となっています。文部科学省では「教育データの標準化」を推進しており、学習指導要領のコード化に続き、国際標準規格に基づく公的・汎用的なCBTプラットフォームである「MEXCBT」を開発、段階的な提供をスタートし、来年度の全国学力学習状況調査の一部での利用が予定されています。

COMPASSでは、Qubenaのサービス開始以来、学習データの利活用による「個別最適化された学び」実現のための取り組みを重ねてまいりました。そうした取り組みを一歩先へ進めるものとして、今後の教育現場における教育データ標準化の重要性を強く認識し、MEXCBTとの連携を行い全国学力学習状況調査に対応した学習eポータルとして2022年9月よりサービス提供を開始いたします。

今回のMEXCBTとの連携に加え、既にQubena Connect(キュビナコネクト)の一環で統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」やスクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム「ツムギノ(tsumugino)」等との連携を進めておりますが、今後デジタル教科書や他のデジタル教材との連携も見据えており、公教育における教科書・テスト・ドリルのシームレスな学びの環境を届けるとともに、それらのデータを横断的に利活用することによる個別最適化された学びの実現を目指してまいります。

COMPASSはこれからもQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「公正に個別最適化された教育」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。

<MEXCBT連携について>
文部科学省や国立教育政策研究所や自治体等で公的機関が作成した問題をQubenaを通して活用できるようになります。従来のQubenaのワークブック機能と同様に、先生の管理画面「Qubenaマネージャー」上でMEXCBTの問題の配信管理ができ、指定したクラスや児童生徒に問題を選択し配信することができます。児童生徒はQubenaを通して先生から配信されたMEXCBTの問題に取り組み、またその結果を生徒自身が確認することができます。

今後順次、子どもたち一人ひとりのQubenaにおける日々の学習データとMEXCBTにおけるテスト結果のデータの連携を行い、Qubenaの学習データとMEXCBTのテスト結果の相関関係の分析やMEXCBTのテスト結果を含めたQubenaでの学習の最適化などの機能開発も予定しております。
※先生による配信問題の選択、児童生徒による問題解答・結果の閲覧等、一部はMEXCBTの画面上に遷移して行われます。

<画面イメージ>

先生の管理画面「Qubenaマネージャー」
児童生徒の画面

<導入のお問い合わせ先>
(1)新規で導入をご検討されたい自治体・学校様
Qubena/MEXCBT利用問い合わせフォーム
URL:https://edu.qubena.com/l/968643/2022-08-09/lhl8q8

(2)既にQubena 小中5教科版をご利用中の自治体・学校様
COMPASS 営業担当者へ直接お問い合わせください。


◆「Qubena Connect(キュビナコネクト)」について 
URL: https://qubena.com/partnership/
「Qubena Connect」は、学習者を中心としたデータ利活用のユースケース創出に向け、さまざまな企業やサービスとの連携・協働を深化させることを目的としたプロジェクトです。
より便利で効果的な「個別最適化された学び」の環境を実現するため、事業者・サービスの垣根を越えた教育データの横断的な利活用の取り組みを進めており、今回のMEXCBTとの連携はその一環となります。

<COMPASSについて> URL:https://qubena.com/
AI が生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材Qubenaを開発、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース、全国の小中学校約1,800校、約50万人が利用しており、アダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援します。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。