Press Release
2023年11月30日
株式会社COMPASS
株式会社COMPASS、小学館集英社プロダクションと共同で公教育向け探究学習プログラムコンテンツを開発・順次提供開始、自治体独自プログラム企画・制作も
〜Qubenaで創出した時間で学ぶことができる“探究的な学び”提供へ〜
学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」を開発・提供する株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:小川 正幹、以下 COMPASS)はこのたび、株式会社小学館集英社プロダクション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築 伸一郎)と共同で、公教育向けの探究学習プログラムコンテンツを開発し、また同時に自治体独自の探究学習プログラムの企画・制作も開始、それぞれ順次提供してまいりますことをご報告いたします。
COMPASSの創業の根幹でもあり、学習eポータル+AI型教材「Qubena」の開発提供の目的でもある、子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てるための“探究的な学び”を公教育に提供してまいります。
COMPASSは現在、学習eポータル+AI型教材「Qubena」を主要サービスとして個別最適な学びを公教育向けに開発・提供しておりますが、その根幹には子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てるための学びの時間を創出したいという想いを創業時より持ち続けています。そのため、これまでCOMPASSは、Qubenaで教科学習を学ぶことで創出された時間を使い“探究的な学び”ができるプログラムを提供することにも取り組んでまいりました。
公教育においてはこれまで、経済産業省「未来の教室」実証事業において、数学と最先端テクノロジーを掛け合わせたSTEAM教育プログラムや複数教科横断型でSDGsについて学ぶ探究学習プログラムの企画・提供を、2年間にわたり千代田区立麹町中学校で実施。また、同省が実施した授業・個人探究で活用できる教材集「STEAMライブラリー」の開発事業では、複数教科横断型の「水産資源の持続可能性×水産業におけるテクノロジー活用」をテーマとしたコンテンツ制作・提供をしています。
一方、小学館集英社プロダクションにおいても、小学館グループのこれまでの制作ノウハウを活かした“探究的な学び”のための教材を提供しており、小学生向けオンライン講座『小学館の探究楽習®』を一般向けにサービス提供しているほか、今年10月より公教育パッケージとして小学生~高校生向け探究型学習教材『小学館の探究楽習®』を各教育機関や自治体向けに提供開始いたしました。大阪府と大阪市より受託し制作した公教育向けの探究教材「高校生向けEXPO教育プログラム」では、2025年の大阪・関西万博に向け「未来社会」について考えることを目的にした自治体独自の“探究的な学び”を提供しています。
そしてこのたびCOMPASSは、Qubenaにより創出された時間で学ぶことのできる“探究的な学び”をより多くの子どもたちへ提供するために、小学館集英社プロダクションと共同で、公教育向け探究学習プログラムコンテンツを開発し、また同時に自治体独自の探究学習プログラムの企画・制作も開始、それぞれ順次提供していくことにいたしました。これまでQubenaによる“教科学習の学び”と、“探究的な学び”を数多く提供してきたCOMPASSの知見と、小学館集英社プロダクションが持つ豊富なコンテンツや制作ノウハウを活かし、全国の子どもたちに提供してまいります。
COMPASSは今後も小学館集英社プロダクションをはじめとする小学館グループと連携し、小学館グループの保有する豊富な教材およびコンテンツ等とのコラボレーションを実現することで、学習eポータル+AI型教材「Qubena」を主軸としたさらなる新規教材開発等のサービス拡充を図るとともに、公教育におけるこれまでにない新たな学習体験の創造を目指してまいります。
<小学生~高校生向け探究型学習教材『小学館の探究楽習®』について>
https://tankyugakusyu.shopro.co.jp/
探究的な学びのサイクルを意識しながら「興味を広げる力」と「対話する力」を楽しく伸ばす小学館グループならではの学習メソッドです。児童・生徒が主体的に取り組むことができ、教員の準備負担が少なく手軽に始めていただくことができます。教材は「動画」「ワークシート」「教師用指導書」はもちろん、授業で使う「スライド資料」、「VR技術を活用したサポートツール」など、幅広いメニューをご要望に応じてカスタマイズすることが可能ですので、探究学習を実践してみたいとお考えの教育機関には最適なパッケージです。1つのテーマにつき1回の授業から取り組める内容など、各教育機関や自治体のご要望に沿って教材設計いたします。
※「探究学習」とは「問い」を立て、情報を集めて「分析」し、まとめ「発表」する学習です。小学館集英社プロダクションでは、この探究学習を楽しく行うという方針のもと、「探究楽習」としています。「探究楽習」は、株式会社小学館集英社プロダクションの登録商標です。
<自治体独自の探究学習プログラムの実績例>
大阪府・市「高校生向けEXPO教育プログラム」紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=w-WK4u7jPc4
◆COMPASSについて URL:https://qubena.com/
AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」を開発、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース、2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「Qubena」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。
現在は全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計回答数は15億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。
COMPASSはこれからも「Qubena」の提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。