プレスリリース
2025. 11. 12

学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、 子どもの学習状況を保護者が確認できる 新サービス「保護者レポート」を今年度より順次提供開始 〜家庭とのシームレスな情報連携で、デジタルならではの“見えない”を解消〜

Press Release

2025年11月12日
株式会社COMPASS

学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、
子どもの学習状況を保護者が確認できる
新サービス「保護者レポート」を今年度より順次提供開始
〜家庭とのシームレスな情報連携で、デジタルならではの“見えない”を解消〜

学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を開発・提供する株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 潤、以下COMPASS)はこのたび、キュビナで学習する子どもたち一人ひとりの学習状況を保護者がスマートフォン上で確認することができる新サービス「保護者レポート」を開発・今年度より順次提供開始することをご報告いたします。

NEXT GIGAの進展により、学校現場におけるデジタル学習基盤の活用が一段と深化し、AI型教材「キュビナ」についても、日々の授業内での演習のほか、小テストや家庭学習などさまざまな学びのシーンでの活用を全国の学校現場で進めていただいております。こうした一人一台端末上のデジタル学習基盤の活用の広がりの一方で、「端末上で学習が完結するがゆえに、保護者から子どもの学習状況が見えにくい」という、保護者の“見取り”におけるデジタルならではの課題も生じています。

COMPASSでは、子どもたち一人ひとりの学習状況をよりわかりやすく便利に把握し、個別最適な指導につなげていただくための機能を、これまで先生向けに開発・提供してまいりました。先日提供を開始した「学習カルテ」もその一つです。そうしたキュビナの見取りの環境を保護者の皆さまにも提供することで、学校と家庭のシームレスな情報連携を実現し、子どもたちの個別最適な学びを支えるため、このたび「保護者レポート」を新たに開発し、今年度より順次提供を開始することとしました。

「保護者レポート」はキュビナを利用する児童生徒の保護者を対象としたサービスです。児童生徒一人ひとりの学習の取り組み状況や得意・不得意の傾向をグラフでわかりやすく可視化します。スマートフォンに最適化された仕様で、保護者は手元の端末を利用して児童生徒のレポートにいつでもアクセスすることが可能です。児童生徒の学習状況を学校と家庭で共有でき、スムーズな保護者コミュニケーションおよび学校と家庭の連携による個別最適な学びの環境づくりをサポートします。

画面イメージ(左・中央:「学習履歴」タブ、右:「ワークブック」タブ)※開発中のイメージです

保護者レポート」の特長

  • 保護者の端末からいつでも児童生徒の学習データを確認可能
    • キュビナを利用する児童生徒一人ひとりの学習データを確認できる保護者向けサービスです。スマートフォンに最適化された画面・操作仕様で、保護者は手元の端末環境でいつでも児童生徒の学習データを確認することが可能です。
    • デジタルならではの自動採点やキュビナの高精度AIによる個別最適な学びと、わかりやすく便利な見取りの環境の両方を、家庭学習のシーンにおいても実現することができます。
  • 一人ひとりの学習状況を直感的に把握できる画面構成
    • 多様なキュビナの学習データの中から、見取りの鍵となる情報として教科ごとの<正答率><解き直し数><総解答数>と、家庭学習での利用も多い<ワークブック>の取り組みに関するデータをピックアップ。児童生徒一人ひとりの学習の取り組み状況や得意・不得意の傾向をグラフでわかりやすく可視化します。
    • レーダーチャート、積み上げ棒グラフなど、各データに応じたわかりやすいグラフと、シンプルな画面構成および操作性で、学習データに触れる機会の少ない保護者にも直感的にご利用いただけます。
  • 家庭と学校のシームレスな情報連携を実現
    • 「保護者レポート」に表示されるデータは、先生用の管理画面「キュビナ マネージャー」でも同形式で確認できる(ワークブック画面、学習カルテ)ため、学校・家庭間のシームレスな情報連携が可能です。データの取りまとめや保護者向けの資料作成といった作業を行うことなく、いつでも同じ情報を共有することができます。
    • 先生と保護者それぞれの定性的な判断ではなく、定量データに基づく客観的な情報として児童生徒の学習状況を学校と家庭で共有することが可能です。スムーズな保護者コミュニケーションを実現し、家庭学習の支援など、学校と家庭の連携による個別最適な学びの環境づくりをサポートします。

      参考)「学習カルテ」について(10月28日発表プレスリリース)
      https://qubena.com/blog/pr-20251028

キュビナは、「活用しやすい」AI型教材として、全国の学校現場における子どもたちの個別最適な学びおよびそれを支える先生方の業務を支援するため、今後もアップデートを重ねてまいります。

<キュビナの2025年度~2026年度アップデートについて>

2025年度~2026年度にかけて、「キュビナ 通常版」および「キュビナ スターター版」の機能・コンテンツを大幅アップデートし、より「活用しやすい」AI型教材に進化いたします。順次情報をお届けしてまいりますので、どうぞご期待ください。

既にご案内しているアップデート情報については下記プレスリリースをご確認ください。

  • キュビナ テスト (通常版のみ提供)
    小中学校向けデジタルテスト(CBT)サービス「キュビナ テスト」を開発・今年度より順次提供開始 (6月17日発表)
    https://qubena.com/blog/pr-20250617
  • 学習カルテ 
    子どもたち一人ひとりの“理解”がひと目でわかる「学習カルテ」をリリース (10月28日発表)
    https://qubena.com/blog/pr-20251028

学習eポータル+AI型教材「キュビナ」について

URL:https://qubena.com/
学習eポータル+AI型教材「キュビナ」は、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材です。

小中学校の算数/数学・英語・国語・理科・社会の5教科に対応しており、タッチパネルに対応したPCやタブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習可能で、先生用の管理画面では児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理できます。2018年度より3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択、東京都千代田区立麹町中学校で行われた実証では授業時間を約半分に短縮、成績向上や学習意欲向上などの成果が出ています。

2022年度にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」を2023年度以降続々とリリースするなど、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤の構築」を目指しています。

現在は全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は30億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。

COMPASSはこれからもキュビナの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。

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