Press Release
報道関係者各位
2019年2月18日
学校法人河合塾
株式会社COMPASS
河合塾がCOMPASS社と「英語4技能AI教材」を共同開発
〜4技能をAIで統合的かつ効率的に習得する教材を 2019年4月より一部先行提供〜
学校法人河合塾と、人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を提供する株式会社COMPASSは、このたび、英語の4技能を統合的に習得することを目的とした英語4技能AI教材を共同開発し、2019年4月より一部機能について、学校や塾への提供を開始することとなりました。
河合塾とCOMPASSは、これまでに高校数学ⅠAⅡBの人工知能型タブレット教材「Qubena高校版」を共同開発し、2018年5月にリリースしています。
<英語4技能AI教材について>
本教材は、搭載されているAIが生徒一人ひとりのレベルに合わせた問題を出題し、スマートフォンやタブレットで学習を行います。
中学校1年生から高校3年生の学習範囲を4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の習得を通じて効率的に学習することにより、英語未習者でもCEFR B1*レベルの英語の素地を形成することができます。
そのなかで、もっとも基礎的な中学生分野の単語・文法の学習機能を2019年4月に先行リリースし、すべての学習機能を2020年4月にリリース予定です。
◆3つの特長
①4技能を横断した英語学習
従来は単語帳や問題集を使い“読む”ことを中心に学習が行われてきましたが、本AI教材では“読む”に加え“聞く””書く“”話す“の4つのサイクルを通して統合的に英語を学習できます。
②各技能の習得にアダプティブラーニングを適用
搭載されたAIが、生徒一人ひとりの解答や学習データを分析することで、つまずく原因となっているポイントを見つけ出します。その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、各技能の習得のための最適な学習を実現します。
③各技能の学習において、最適な解答方式と評価システムを搭載
手書き入力や、各種資格・検定試験(CBT)に導入されているタイプ入力・音声入力など、各技能の学習において最適な解答方式と、文章形式のライティング・スピーキング問題にも対応した独自の解答評価システムを搭載しており、生徒の技能習得レベルを適切に評価します。
*CEFR B1…CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment:外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠)は、語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く、分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして、2001年に欧州評議会が発表したもの。
B1はCEFRが示している6段階のレベルの1つであり、「自立した言語使用者」として仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができるレベルと定義される。文部科学省は次期学習指導要領において高校卒業までにCEFR B1~B2程度(英検2級~準1級)レベルの英語力を習得することを目標としている。
<学校法人河合塾>
https://www.kawaijuku.jp/kawaijuku/
代表者:理事長 河合 弘登(かわい ひろと)
本部:愛知県名古屋市千種区今池2-1-10
<株式会社COMPASS>
https://qubena.com/
代表者:CEO 神野 元基(じんの げんき)
本社:東京都品川区西五反田3-6-21住友不動産西五反田ビル1F
<Qubenaについて>
AIによるアダプティブラーニングで圧倒的な学習効率を実現
AI(人工知能)を搭載した「Qubena」は、圧倒的な学習効果で子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てる学習パートナーです。
一人ひとりの学習中の操作ログや計算過程、解答データを分析することで、つまずく原因となっているポイントを特定し、その児童・生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、効果的で効率的な学習を実現します。小学校算数・中学校数学・高校数学IAⅡBに対応しており、自社が運営する学習塾では、中学校数学の1学年分の学習範囲を従来の学校教育の7倍の速度で修了します。
2018年度は経済産業省「未来の教室」実証事業に採択、さらに、日本e-learning大賞 経済産業大臣賞や、グッドデザイン賞を受賞しています。