PressRelease
2018年8月9日
株式会社COMPASS
株式会社COMPASS(本社:東京都品川区、CEO 神野 元基)が提供するAI(人工知能)型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、学校法人佐藤栄学園 さとえ学園小学校(所在地:埼玉県さいたま市)の指導の一環として採用され、利用開始されましたことをご報告致します。
IT技術の発展によりさらに変化の著しい潮流となるこれからの時代、教育現場では、仕事を機械に奪われない人材育成が急務となっております。
このたび、さとえ学園小学校において、21世紀を生き抜く人材の「学びの礎」としての基礎学力の定着と学習の効率化を図ることを目的に、弊社のAI型タブレット教材Qubenaを採用いただきました。同校では主に、正課授業外の自主学習の時間において、Qubenaを予習・復習に利用する予定となっております。
さとえ学園小学校では今回、希望した生徒に対して事前にモニター学習を実施、生徒が苦手だった単元を克服するなどの学習効果が得られ、これを理由に採用を決定いただきました。
Qubenaは圧倒的な学習効果で、子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てる学習パートナーとして、今後も努めてまいります。
<導入概要>
◆対象:さとえ学園小学校 1年生〜3年生 全生徒 計300名
◆活用方法:「宿題をなくす」改革において、個に応じた家庭学習を可能にし、子ども自らが学びを進める第一歩としての活用
<さとえ学園小学校 ICT教育担当 主任 山中 昭岳氏 コメント>
「勉強嫌いになっていく子どもたちの原因は、宿題にあるのでは?」
毎日学校から出される宿題は、子どもたちにとって「させられる」ものです。勉強とはそもそもそういうもので、学習する体力を身に付けるという点においては、こういった訓練的な形態は必要でしょう。みんなが同じ内容、同じ量を課せられ、それをクリアしていくことで基礎学力の定着を図ります。とても大切なことです。しかし、子どもたちの中に「させられる」ことによる学習に対する嫌悪感が生み出され、また個々に違う理解度から習得のズレが生じます。このような宿題をなくし、新たな家庭での学習形態を生み出すことはできないのでしょうか。
この2つの問題点を解決し、さらに自らで学びを進めていく子どもを育てたいという思いのもと、以下のメリットを考慮し、私たちはAI技術を搭載したQubenaを採用することにしました。
◯タイムラグをリアルタイムへ
子どもたちは出された宿題を単に機械的に繰り返し、間違っていようが子どもたちはどんどん進めていきます。その間違いに気付くのは次の日の先生の丸付けの後で返却されてから、すなわち約1日のタイムラグが発生しています。このタイムラグが習得のズレを生む要因でもあります。Qubenaを活用することで、リアルタイムで間違いに気付き、学んだことの定着を図り、習得のズレを解消します。
◯学びを楽しむ子どもへ
導入前の実証実験において、算数を苦手とする児童に使ってもらいました。毎回約40分間集中力を持続し、問題を解くことができていました。どんどん問題が出題され、間違えればその間違いをカバーする問題になり、問題を解くことに喜びを感じるようになっていました。もし教師がこのようなその子に応じた教材をつくるとしたら・・・。
苦手な子にとってこのような成功体験の蓄積が必要です。また低学年では意欲はあっても自ら進めていく力はありません。AI技術により個に応じた問題が出題され解いていくことができます。こうすることにより、自ら学びを進める子への一歩をつくっていくのです。
私たちはこの「宿題をなくす」改革は、宿題はさせられるものではなく、自らの課題を知り、やるべきことを選択し、自ら学びを進める子、すなわちこれからの時代を生き抜くための力を身に付けることをめざすものなのです。
<Qubenaについて>
AIによるアダプティブラーニングで圧倒的な学習効率を実現
AI(人工知能)を搭載した「Qubena」は、圧倒的な学習効果で子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てる学習パートナーです。
生徒ひとりひとりの学習中の操作ログや計算過程、回答データを分析することで、つまずく原因となっているポイントを特定し、その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、効果的で効率的な学習を実現します。自社が運営する学習塾では、中学校数学の1学年分の学習範囲を平均32時間で修了。
これは従来の学校教育の7倍の速度に相当します。
<株式会社COMPASSについて> URL:https://qubena.com/
AI(人工知能)型タブレット教材「Qubena」や、オンライン家庭教師サービス「Qubena Wiz(キュビナウィズ)」、月額1,950円で始められるAI型タブレットアプリ「Qubena Wiz Lite(キュビナウィズライト)」を開発、ユーザー数は1万7千人にのぼります。また、「Qubena」のベースとなるエンジンであり、あらゆる学習教材に適用が可能な教育に特化した人工知能型エンジン「COMPASS ENGINE(コンパスエンジン)」を提供しています。
2045年、人工知能が人間の脳を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」が訪れ、現存するほとんどの職業がその名と形を変えると言われています。COMPASSでは、「未来の君に会いにいく」を創業時からのスローガンに、子どもたちが生きる未来を一緒に考え、未来を生き抜く力を育てることを教育理念として活動しています。
所在地:東京都品川区上大崎3-14-1 中丸ハウスB棟
代表者名:CEO 神野 元基(じんの げんき)