Press Release
2019年11月25日
株式会社COMPASS
AI 型教材「Qubena(キュビナ)」
学校法人戸板学園 三田国際学園中学校に導入
学習速度や平均点の向上、演習量増加など自律した学習者の育成に寄与
株式会社COMPASS(本社:東京都品川区、CEO 神野 元基)は、提供するAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、学校法人戸板学園 三田国際学園中学校(所在地:東京都世田谷区、学園長 大橋 清貫)に指導の一環として採用・導入され、約半年間の利用を通して一定の効果が確認できましたたことをご報告いたします。
同校では「授業のスマート化」「基礎学力の定着」「自律した学習者の育成」を目的として、2019年4月よりQubenaをご導入いただいております。導入に際しては、アダプティブラーニングで一人ひとりのレベル・ペースに合わせて効率的に学習ができるQubenaの特長を高く評価していただきました。
Qubenaの導入により、従来、中学校の教育課程を3年生の2学期までに終わらせていたカリキュラムを、2年生3学期までに全課程を終えるカリキュラムに変更するなど、学習速度が向上したことに加え、テストの平均点向上や演習量の増加などの効果を実感したとの同校からのご報告や、「計画的に学習ができるようになった」「自分の得意不得意の単元を把握することができるようになった」という生徒の声もいただいております。
<導入概要>
◆対象:中学校1年生・2年生 計428人
◆学校での活用例:
・ 週6コマの数学の授業のうち3コマで、基礎の定着を目的としてQubenaで演習を実施
(45分の授業例:学習計画5分、Qubenaを使った個人演習15分、Qubenaを使ったグループ演習20分、学習計画の振り返り5分)
・Qubenaのワークブック機能(先生が出題する範囲や問題を指定して配信できる機能)を使い、単元ごとの到達度テストを作成、実施
・朝学習の時間に、マスターモード(授業で解いた演習を元に自動で生成される復習問題が出題されるモード)で学習の定着を図る
<Qubena 導入に際し評価いただいた点>
・全問題手書きでの解答と高い文字認識の精度
・学習指導要領の範囲の単元が全てカバーされている
・一人ひとりが自分のペース・レベルで効率的に学ぶことができる
<Qubena導入の効果>
・テストの平均点の向上
・演習量の増加
・授業中の生徒への個別対応を増やし学習意欲を引き出すことができるようになった
・中学1年生の一部の生徒は、中1の全範囲の学習を1学期中に修了
<三田国際学園中学校 菅原教諭コメント>
本校では、生徒がQubenaの学習を通して自分自身の得意不得意を把握し、目標を立て、次の学習を行うというサイクルを通して「自律した学習者」の育成を目指しています。授業では、学校独自にQubenaシートという単元チェックシートを作成し、生徒に目標を認識させ、個別学習で自分の理解状況を把握できるようにしています。また、毎授業後のリフレクションを通して、学習内容や自分の理解状況を可視化して、次の学習につなげています。
Qubenaでは生徒1人ひとりのペース・レベルに合った学習ができます。これまでは、一斉授業のティーチング形式で教員はどの生徒に照準を合わせれば良いのか、という悩みもありましたが、教員の役割はコーチングが主となり、授業中の生徒への個別対応を増やすことで学習意欲を引き出すことができるようになっています。
<三田国際学園中学校について> URL:http://www.mita-is.ed.jp/
2014年度から1人に1台iPadを導入しており、2018年度にQubenaを導入。各教科でトリガークエスチョンから始まる相互通行型授業の実践を行っている。Qubenaの導入により、基礎固めの充実と、授業の効率化を行う。また、生徒がアダプティブラーニングを通して自分自身の得意不得意を把握し、自ら学びのマネジメントができる「自律した学習者」の育成を目指している。