プレスリリース
2019. 03. 05

文部科学省スーパーサイエンスハイスクール指定校 青翔開智中学校・高等学校への導入決定 〜演習量を増やして基礎学力を強化、教員の業務負荷を軽減し授業開発の時間へ〜

Press Release

2019年3月5日
株式会社COMPASS

AI (人工知能)型タブレット教材「Qubena (キュビナ)」
文部科学省スーパーサイエンスハイスクール指定校 青翔開智中学校・高等学校への導入決定
〜演習量を増やして基礎学力を強化、教員の業務負荷を軽減し授業開発の時間へ〜

株式会社COMPASS(本社:東京都品川区、CEO 神野 元基)が提供する人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、鳥取県の私立中高一貫校 青翔開智中学校・高等学校(所在地:鳥取県鳥取市、理事長 横井 司朗)の指導の一環として採用され、20194月より利用開始されますことをご報告いたします。 

青翔開智Qubena導入プレスリリースイメージ

青翔開智中学校・高等学校は、テクノロジーが進歩するこれからの時代を見据え、子どもたちの創造的思考と探究力を育む教育に力を入れており、文部科学省より科学技術や理科・数学教育を重点的に行うスーパーサイエンスハイスクール*に指定されております。

本校では、教科学習と探究学習を両立する中で生徒の学習意欲向上と基礎学力の強化、数学の教員不足解消・業務負荷軽減を目的として、Qubenaを採用いただきました。

さらに、中高一貫校ならではのカリキュラムや習熟度別クラス編成といった学校の特徴に合わせ、Qubenaの活用方法を使い分けることで、より高い学習効果を実現します。再来年度以降は高等学校を含む他学年への導入も目指しております。

◆対象:青翔開智中学校 1年生・3年生 各学年全生徒 計80
◆学校での活用例:
習熟度別クラスでの利用(1年生)
・スタンダードクラス:週5コマの授業において、教員による単元の導入指導の後にQubenaで演習し、演習量を増やすことで基礎を定着させる。
・アドバンストクラス:家庭学習でQubenaを使って授業の予習を行い、週5コマの授業では教員による導入指導や発展演習を行うことでより深い学習を行う。

中学数学の総復習(3年生)
・週5コマの数学の授業のうち2コマを使い、2年生までに学習が修了している中学数学の全範囲をQubenaで総復習し、高校進学までに中学範囲の基礎学力を固める。残りの3コマでは、プログラミング・統計を学び、高校の学習内容の先取り学習も行う。

*スーパーサイエンスハイスクール…
高等学校及び中高一貫校における理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発、大学や研究機関等との効果的な連携方策についての研究を推進し、将来有為な科学技術系人材の育成に資することを目的に、文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高等学校及び中高一貫校を指定する制度。2002年度に構造改革特別要求として予算配分・制定。

 

<青翔開智中学校・高等学校 安岡教務主任より コメント>
生徒や教員の時間確保のツールとして、既存の学習はAI(人工知能)に任せたいという考えから検討が始まりました。生徒にとっては最適な演習時間と振り返りを、教員にとっては業務軽減による授業開発の時間を提供できると考えました。
Qubenaの魅力は、細かに分かれた難易度の問題の中から出題されるため、生徒一人ひとりが最適な難易度で学習できることです。これまでは数学が苦手な生徒も高校数学まで理解できる生徒も、同じように授業で教えなければなりませんでしたが、Qubenaでは個々の習熟度に応じた学習ができるため、生徒の学習意欲を保つことができます。さらに、教員が生徒の学習状況を把握することができ、適切な場面で指導できる点が助かります。学習がよく出来ている生徒にも声を掛ける機会が生まれるので、学習意欲の向上に繋げたいと考えています。
教員としても、授業→宿題→チェック→補習” というプロセスの中で、授業の演習準備や宿題の準備・丸つけ・確認、補習の準備までの業務を軽減でき、生まれた時間を授業開発や教材研究に充てることができると期待しています。
教育現場も新時代を迎えようとしています。全国の学校や塾には、Qubenaをはじめとしたツールによって、従来の枠にとらわれない柔軟な対応を考えていただきたいです。

<青翔開智中学校・高等学校について> URL:http://seishokaichi.jp/
2014年に鳥取県鳥取市に開校した中高一貫校。デザイン思考をベースに課題解決型のプロジェクト学習を中心とした探究学習を展開している。2018年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、デザイン思考を備えた共創的科学技術系人材の育成を進めている。

 

Qubenaについて>
AIによるアダプティブラーニングで圧倒的な学習効率を実現
AI(人工知能)を搭載した「Qubena」は、圧倒的な学習効果で子どもたちの「未来を生き抜く力」を育てる学習パートナーです。
生徒一人ひとりの学習中の操作ログや計算過程、回答データを分析することで、つまずく原因となっているポイントを特定し、その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、効果的で効率的な学習を実現します。
小学校算数・中学校数学・高校数学IAⅡBに対応しており、自社が運営する学習塾では、中学校数学の1学年分の学習範囲を従来の学校教育の7倍の速度で修了します。2018年度は経済産業省「未来の教室」実証事業に採択、さらに、日本e-learning大賞 経済産業大臣賞や、グッドデザイン賞を受賞しています。

 

<株式会社COMPASSについて> URLhttps://qubena.com/
AI(人工知能)型タブレット教材「Qubena」や、オンライン家庭教師サービス「Qubena Wiz(キュビナウィズ)」を開発、ユーザー数は2万人にのぼります。
また「Qubena」のベースとなるエンジンであり、あらゆる学習教材に適用が可能な教育に特化した人工知能型エンジン「COMPASS ENGINE(コンパスエンジン)」を提供しています。

2045年、人工知能が人間の脳を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」が訪れ、現存するほとんどの職業がその名と形を変えると言われています。COMPASSでは、「未来の君に会いにいく」を創業時からのスローガンに、子どもたちが生きる未来を一緒に考え、未来を生き抜く力を育てることを教育理念として活動しています。

所在地:東京都品川区西五反田3-6-21 住友不動産西五反田ビル1
代表者名:CEO 神野 元基(じんの げんき)