プレスリリース
2018. 11. 27

AI 型タブレット教材Qubena 中山間地域リーディングスクール指定の長野県公立小学校へ導入 〜単元内自由進度学習において、より質の高い個に応じた学びを実現〜

PressRelease

2018年11月27日
株式会社COMPASS

AI (人工知能)型タブレット教材Qubena(キュビナ)
中山間地域リーディングスクール指定の長野県公立小学校へ導入
〜単元内自由進度学習において、より質の高い個に応じた学びを実現〜

株式会社COMPASS(本社:東京都品川区、CEO 神野 元基)はこのたび、長野県の公立小学校の算数の授業と家庭学習において当社が開発するAI(人工知能)型教材Qubena(キュビナ)が試験導入されことをご報告いたします。

今回Qubenaを導入した小学校は、長野県教育委員会 平成30年度予算「中山間地域の新たな学びの創造事業」において中山間地域リーディングスクールに指定されております。

長野県公立小学校導入PR

栄村立栄小学校本校でのQubenaを使った授業の様子

栄村立栄小学校本校でのQubenaを使った授業の様子

栄村立栄小学校本校でのQubenaを使った授業の様子

長野県の「中山間地域の新たな学びの創造事業」は、県内の学校に多くみられる中山間地域特有の少人数学級の特徴を活かしながら、ICTを活用した最先端の学びを実現することを目的としています。

そのモデル校として選出された中山間地域リーディングスクールでは今年8月より、少人数の良さを生かした「単元内自由進度学習」と、少人数学級の課題である児童間同士の対話の中で生まれる学びの実現のため、複数校舎における同時接続授業が可能な「テレビ会議システム」を授業に採用しています。

AI型教材Qubenaは一人ひとりに最適な学習を実現するアダプティブラーニングの特性を活かし、単元内自由進度学習において、より質の高い個に応じた学びの実現を目的として導入されます。

個に応じた自由進度学習と同時接続授業によるグループ学習との相乗効果で、児童の学習意欲向上を目指します。

<導入概要>
◆実施校と対象児童:中山間地域リーディングスクールの栄小学校と提携校の東小学校の5年生
・栄村立栄小学校本校(長野県下水内郡栄村)4名、秋山分校1
・飯山市立東小学校(長野県)1名
◆実施期間(予定):201810月〜20193月(予定)
◆実施内容(予定):テレビ会議システムで複数校を同時接続して実施される算数の授業と家庭学習において、Qubenaで学習を行う
 
<栄村立栄小学校 校長 下 育郎 コメント>
今回、株式会社COMPASS様の協力を得ながら本校では「新たな学びの創造事業」を展開しています。塾に通うことがままならない中山間地域でも学力保障を行うと共に、単元内自由進度学習において個に応じた学習を推進することが大きなねらいです。中山間地域において少人数教育の課題は多くありますが、Qubenaを活用させていただくことで、少しでも課題解消に結びつけられるよう本校でも期待して試験的に導入させていただきました。

<長野県教育委員会平成30年度予算「中山間地域の新たな学びの創造事業」について>
「少人数のよさを生かした、異年齢集団による探究的な学び」「自分で計画を立て個人のペースで進める学び」「ICTを最大限に活用し世界とつながる学び」など、児童生徒自らが問いを立てて、それを解決するプロセスを構築する学びを創造し、そのための新たな教育課程の開発、学校種・市町村を越えたエリア単位での連携、ICTを活用した最先端の学びの実現など、全県をリードする学校づくりを行います。

中山間地域の小規模校からリーディング・スクールを指定し、地域の特徴を加えて,少人数のよさを生かした新たな学びをコーディネートします。新しい教育課程やICTを活用した最先端の学びの研究,市町村を越えたエリア単位での連携などから,新たな学びを実践する授業スタイルを開発します。
URL : https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/documents/h30-8chusankan.pdf