CASE STUDY

導入事例

イベントレポート
茨城県古河市立三和中学校様

複数教科で広がるキュビナ活用

茨城県古河市立三和中学校では、複数教科でキュビナを日常的に活用しています。英語、数学、社会の授業に加え、週末の家庭学習や定期テストにも取り入れ、教科や場面に応じて使い分けています。

同校では、生徒の学力や学習意欲に課題がある中で、難易度別に取り組めるデジタルドリルとしてキュビナを導入しました。一問一答、リスニング、資料を読み取る問題など、さまざまな問題形式を教科や場面に合わせて選べる点を生かしています。

※本記事は2026年6月開催の活用事例共有イベントの内容をまとめたものです。木村先生による実践発表の様子は、以下の動画でもご覧いただけます。

学力課題に対し、取り組みやすいデジタルドリルとして導入

三和中学校では、生徒の学力や学習への意欲に課題がありました。そこで、同校では難易度別に取り組めるデジタルドリルとして、キュビナを活用する流れになりました。

キュビナには、一問一答のような基礎的な問題から、英語のリスニング問題、図や資料を活用した問題まで、さまざまな問題形式があります。教科や場面に合わせて問題を選べるため、日常的な授業や家庭学習、テストなどに取り入れやすいといいます。

英語では、授業に合わせて単語・リスニング演習を確保

英語では、キュビナ導入前はプリントを作成して配付したり、ワークを解いたりする活動が中心でした。キュビナ導入後は、生徒が授業の始めや終わりにキュビナを使い、単語のチェックやリスニング問題に取り組むようになりました。

教科書の内容とリンクしているため、授業の進度に合わせて使いやすい点がメリットです。短い時間でも演習量を確保でき、リスニング問題にも手軽に取り組めるようになりました。

これまでリスニング問題を授業内で継続的に扱うには、音声や問題の準備が必要でした。キュビナを使うことで、単語の書き取りだけでなく、音声を聞いて答える問題にも取り組みやすくなっています。

数学では、定期テストの一部をキュビナで実施

数学では、以前は定期テストをすべてペーパーテストで実施していました。キュビナ導入後は、基礎的な計算問題などをキュビナで出題し、文章問題や証明など、複雑に書かせたい問題は紙で出題する形に変えています。

定期テストでは、50分間の中でキュビナとペーパーテストの両方に取り組みます。生徒は、どちらから取り組むか、どのように時間配分するかを自分で判断します。キュビナを先に解いてから紙に戻る、紙を進めてからキュビナに取り組むなど、生徒自身が進め方を考えています。

キュビナで出題する問題は、基本的な計算問題など、基礎的な内容が中心です。一方で、数学の文章問題や証明などは、先生が紙で解かせることが多いといいます。

この使い分けにより、先生の回収や採点の業務負荷が軽減されたといいます。また、問題を出題しやすくなったことで、授業中に生徒が解く問題数も以前より増えたという声が上がっています。

社会では、前時の重要語句チェックや資料読解に活用

社会では、以前はプリントやワークを中心に問題に取り組んでいました。キュビナ導入後は、授業の始めに前時の重要語句をチェックする小テストのような形で活用しています。また、5分間復習を使い、間違いやすい問題に再度取り組むこともあります。

社会では、難しい語句が多いことが、生徒の学習意欲の妨げになることがあります。キュビナでは、語句の並び替えなど簡単な問題から始められるため、苦手な生徒にも取り組みやすくなっています。

また、図や資料を活用した問題が多く、資料を読み取る力を高められる点もメリットです。これまでは資料を印刷したり、問題を探したりする準備に手間がかかっていました。キュビナを使うことで、資料読解を含む問題にも授業の中で取り組みやすくなりました。

週末の家庭学習は、5教科共通でワークブックを配信

三和中学校では、週末の家庭学習にもキュビナを活用しています。

以前は、平日の授業の復習をノートに解く自学ノートのような取り組みを行っていました。しかし、週末の家庭学習では、学習意欲の課題もあり、十分に取り組める生徒が多くありませんでした。

そこで、週末の課題として、5教科の教員がそれぞれワークブックを配信する形にしました。各教科の先生が1教科あたり15分程度を目安に問題を選び、基本的には全員が取り組む必修課題として出しているといいます。

キュビナマネージャーでは、誰が取り組んだか、どれくらいの時間をかけたか、正答率はどうかを確認できます。問題数に対して取り組み時間が極端に短い場合は、連打するように解いてしまっている可能性があると判断するなど、取り組みの様子を把握する手がかりにもなっています。

データをもとに、声かけや授業内の支援につなげる

週末課題の取り組み状況は、担任や教科担当が確認し、未実施の生徒には声をかけています。

また、取り組んでいても正答率が高くない生徒については、その教科が苦手なのか、内容を十分に理解できていないのかを見取り、授業内での支援につなげています。例えば、基礎問題を多めに出したり、授業冒頭の5分間で横について一緒に解いたりしながら、「ここは前回やったところだよね」と声をかけています。

キュビナマネージャーのデータから、生徒がつまずきやすいところが正答率として見えるため、授業計画を見直す目安にもなります。正答率が低い内容があれば、授業で時間をかけて扱ったり、一度進んだ単元に戻って復習の時間を設けたりしています。

繰り返し取り組むことで、テストで答えられる実感へ

週末課題では、最近の授業内容の復習としてワークブックを配信しています。内容によって明らかに正答率が低い場合、先生はその内容をその学年やクラスの苦手分野として把握し、授業で重点的に扱うことができます。

生徒からは、「この前キュビナでやったところがテストに出た」といった声も聞かれています。毎週少しずつ内容が重なりながら繰り返し復習することで、以前は答えられなかった重要語句をテストで答えられるようになるなど、生徒自身ができた実感を持つ場面もあります。

教師にとっても、生徒の取り組み状況や正答率をもとに、授業や個別支援を組み立てやすくなっています。

校内研修で、触りながら使い方を共有

校内での展開では、年度初めに異動してきた教員を中心に校内研修を行っています。職員室で教員がそれぞれパソコンを用意し、一緒に操作しながら使い方を学ぶスタイルです。

先生が実際に触ってみることで、「便利かもしれない」「これなら使ってみようかな」と感じる先生もいるといいます。これまでアナログな取り組みが中心だった教員にも、デジタルの便利な面を伝える機会になっています。

また、年度末には、教科間でどのように活用してきたかを共有し、次年度の利用継続について検討しています。各教科の先生同士で活用方法を共有し、教科間でも情報を交換しています。数学や英語では、定期テストの一部をキュビナで実施する取り組みも広がっています。

まずは授業冒頭の復習など、置き換えやすい場面から

これからキュビナを使う教員に向けた最初の一歩のアドバイスとして、木村先生は、授業冒頭の前時の復習など、これまでワークで確認していた部分をキュビナで代用することを挙げています。

最初からすべてを置き換えるのではなく、授業の中で少しずつ取り入れられる場所を探すことで、スムーズに導入しやすくなります。導入初期は準備に時間がかかることもありますが、すぐに採点されること、生徒のつまずきが一目で分かることなど、便利な機能を教員同士で共有しながら少しずつ慣れていきました。

また、今年度から技能教科の知識問題も追加され、技能教科のテスト勉強にも活用できるのではないかという期待もあります。

複数教科で使い分け、学校全体の学習習慣につなげる

三和中学校の実践では、英語、数学、社会など複数教科で、授業やテスト、家庭学習に応じてキュビナを使い分けています。

英語では短時間の単語・リスニング演習、数学では定期テストの基礎問題、社会では重要語句の確認や資料読解、家庭学習では5教科共通の週末課題として活用しています。

キュビナマネージャーで取り組み状況を確認し、未実施の生徒への声かけや、正答率の低い内容の授業内フォローにつなげることで、データに基づいた支援も行っています。教科ごとの活用を校内で共有しながら、学校全体で生徒の学習習慣を支える実践です。

▶︎キュビナについて、さらに詳しく知りたい方へ
個別最適な学びを支える機能や、学校・自治体での活用方法などをサービス紹介資料でご確認いただけます。

茨城県古河市
茨城県古河市立三和中学校様
所在地:古河市東山田472

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