ホーム [COMPASS member vol.8]「塾講師のキャリア×人工知能=無限の可能性」Qubena教材開発部の現場で起こる化学反応

[COMPASS member vol.8]「塾講師のキャリア×人工知能=無限の可能性」Qubena教材開発部の現場で起こる化学反応

COMPASS教材開発部部長の写真です

COMPASSが開発した人工知能型教材QubenaQubenaは、エンジニア、デザイナー、そして教材開発が三位一体となって創り上げたものです。

今回のインタビューは、そのトライアングルの一角をなす教材開発に焦点を当てました。教材開発部部長に、Qubena開発の魅力について語ってもらいました。

プロフィール
長谷川庄平(はせがわしょうへい)/教材開発部部長

大学在学中より、塾講師として勤務。2014年より学習塾COMPASSに講師として入社、Qubenaの開発メンバーとして立ち上げ時より参画。

塾講師として子どもたちのために自分は何ができるのか

ーCOMPASSに入社する前は何をしていましたか?

学生時代を入れて、集団指導の塾講師を約11年間やっていました。きっかけは中学生のときに通っていた塾でした。学校の授業がどことなく退屈に感じていた私にとって、塾の先生の授業は楽しくて、分かりやすくて、塾という空間は私にとって、学校とも家とも違う特別な場所でした。その頃から自分も塾の先生になりたいと漠然と考えていました。なので、大学に入ってすぐ学習塾でバイトを始めて、迷うこともなくその会社に就職しました。

ー実際に憧れの職業に就いてどうでしたか?

もちろん楽しいこともたくさんありましたが、理想と現実のギャップに違和感を持つこともありました。塾って結局各家庭に大きな負担がかかるので、意欲的な子どもであっても通えない人がいるんですよね。授業体験に来た親子で、せっかく気に入ってもらったのに、授業料の話をした後に断念ということもありました。とはいえ、イチ塾講師としては解決策がないまま仕事を続けていました。

ーそんな中COMPASSに入社したきっかけは?

実は、COMPASSの代表の神野とは小学校時代からの幼馴染でした。神野が上京してから、連絡を取る回数もだいぶ減っていたんですが、2013年9月に神野から4年ぶりくらいに電話がかかってきました。「元気?うちで働こうよ。」と。当時はCOMPASSが八王子で塾をやってた時代ですね。すぐに転職するつもりは毛頭なかったのですが、とりあえず詳しい話を聞いてみるかと思い、会うことになりました。

私は青森に住んでいたので、東京との間をとって福島の健康ランドで銭湯に浸かりながら(笑)。神野がシリコンバレーで感じた今の教育への危機感、子どもたちに未来のことを伝えたいという気持ち、それから安い授業料に魅力を感じ、気づいたら2ヶ月後には八王子に引っ越していました。

神野がCOMPASSを創業した理由について詳しく知りたいかたはこちらの記事をご覧ください。
[COMPASS member vol.1]従来の教育のあり方を破壊し尽くす。シリコンバレーで起業していた私が、日本に戻りエドテック(教育×テクノロジー)ベンチャーを創業した理由
https://qubena.com/blog/member-interview-01/

Qubenaの誕生、進化、そして無限の可能性

ーQubenaの開発が始まってどうでしたか?

学習塾COMPASSでは、「子どもたちに未来のことを伝える」ことに取り組んでいましたが、実際には子どもたちは習い事や部活で忙しく、実はそのための時間をそんなに取ることはできませんでした。そこで学習時間を短縮して余剰時間を増やそうと考えた結果、Qubenaの構想がスタートしました。

Qubenaって、いきなりアプリとして開発が始まったものではないんです。最初はアダプティブラーニング(適応学習)の実証実験として、塾内でオリジナルプリントを使うところから始まっています。プリントを大量に作って、講師が子どもたちの様子を見ながら、適切なプリントをどんどん渡していくというスタイルです。

ーこの仕組みがタブレット上で実現したら講師の仕事がなくなると思いませんでしたか?

そうですね、長年かけて自分たちがつくりあげた指導方法を否定しかねないので、正直なところ寂しさもありました。でも実験を重ねていくうちに、これは講師の敵ではなく、講師の最強のパートナーになり得るのではないかと思うようになりました。

ーCOMPASSにおける教材開発の仕事について教えてください

私たちは1問1問、オリジナルの問題を作成をしています。アダプティブな教材をつくるためには、子どもたちがつまずくポイントを既存の教材よりも徹底的に細かく砕いて設問する必要があるからです。単に問題集に人工知能を乗っけただけでは意味はないんです。累計数万問の問題をつくってきました。一般的な教材開発とは違い、エンジニアやデザイナーとの連携が重要です。3チームが力を合わせ、いわば化学反応を起こして初めて、Qubenaの教材が生まれるわけです。

今は算数・数学に加えて他教科の開発が始まっています。全体の構成設計から教材開発部が関わっていて、塾講師として持っているノウハウを最初の段階から活かすことができます。

COMPASS教材開発部の仕事風景

教材開発チームは人工知能教材の開発に構成設計から全て携わっています。

ー教育業界で働いてきた人間としてQubenaはどんな教材ですか?

Qubenaの最大の特徴はアダプティブラーニングです。しかし、塾講師目線で言うと、アナリティクスツールとしても魅力的です。Qubenaには講師用管理ツールとしてQubenaManagerというものがあります。今まで講師の熟練の業に頼るしかなかった、「この子はここが苦手だ」「ここが分かっていない」ということを、目に見えるデータとして把握することができます。また、Qubenaを導入いただいている塾・学校に対して、COMPASSだけが取得できる大量のデータを分析した上で活用法を提案できるということも、講師目線から見ても魅力的ですね。COMPASSにはデータサイエンティストがいるんですが、集めているデータ量、そしてその分析力、いつも驚かされます。

COMPASSで働くデータサイエンティストの魅力についてもっと詳しく知りたいかたはこちらの記事をご覧ください。
[COMPASS member vol.5] 金融データサイエンティスト歴17年で教育ベンチャー企業に転職。AIで新しい教育を
https://qubena.com/blog/member-interview-05/

テクノロジーとの出会いが塾講師としてのキャリアを変えた

ーCOMPASSで働いて、考え方が変わったことはありますか?

COMPASSは、「教育効果に徹底的にこだわった、世界で一番の教材をつくる」ことを本気で目指している会社です。働いている中で、教育効果へのこだわりは相当強くなりましたね。また、社内・社外ともに様々な職種の人と協力しながら創り上げていくので、UI・UXの観点、システム設計の観点も教育効果に直結することを学びました。それから、考え方というより気持ちの面ですが、今まで以上に毎日楽しく働けています。周りもみんな仕事に熱中しているし、勉強熱心です。そんな中で同じ理念を持って働けることは本当に楽しいです。

教材開発部の仕事風景 データサインティストとの業務

データサイエンティスト・エンジニア・デザイナーなど、様々な職種のメンバーと一緒に仕事をするので、とても刺激がある職場です。

ーこれから、どんな人達と一緒に働きたいですか?

自分の知見を目の前の生徒だけでなく、世界中の子どもたちのために活かしたいと思っている人がいいですね。教材開発部はトップレベルの元講師ばかりですが、各々何かしらの持論を持っています。その持論をぶつけ合う中で、協力して最適解を見つけていく。そういうチームワークの意識を持っている人と働きたいです。誰しも今の教育に不満や課題を抱えているんじゃないでしょうか。その悶々とした想いをぶつけて一緒に解決していけるのがCOMPASSという会社だと思います。とにかく熱い想いを持っている人に来てほしいですね。

ー今後について教えてください。

Qubenaは低価格で質の高い教育を届けられる教材ですから、私が塾講師時代に感じていた経済的教育格差という課題に対してもっとアプローチできるよう、実績をどんどんつくっていきたいです。そして、いわゆる5教科だけに留まらず、もっといろんな「学び」をアダプティブにしていきたいですね。そうなったときには、他社と協力してプロジェクトを進めていくことがより増えていくと思います。そんなときに、各々の学びにおいて、どうやったら人工知能の良さを活かした教材がつくれるか、ということを伝えられるエバンジェリストもしくはコンサルタントのような役割も果たせるようになりたいですね。

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